私が思う事(吉野)
8/15のイベントに向けての皆様から頂いたご意見。
提示されたご意見
1.営利なのか非営利なのか
2.ボランティア保険
3.金額が適正か不適正か
4.表紙に連絡先を載せるべきか
5.花火の際での事故防止
回答1
全て開催に関する備品にお金を回すので非営利です。
金額に関しては、参加費はボランティア、ヘルパーからは頂いておらず、
食事等を差し入れしているので主催者側はマイナスです。
皆様、様々な意見があると思います。
が、忘れてはいけないことは「楽しむ為」にはある程度のクオリティが重要ではないでしょうか?
水鉄砲合戦を例に挙げると
今回使用した「的」は水に濡れると色が変わる物です。
出来るだけ材料費を安くするのであれば・・・
1.職員の体にトイレットペーパーを巻きつける→濡れてぐちゃぐちゃになってしまう。
2.段ボールで的を作る→見た目も悪い
食事をする時、人は五感で食べます。
イベントも同じです。
「楽しそう」でなければ、やろうという意欲が湧くでしょうか?
BBQなども食材にこだわらければ、「中国産」や「半額」で購入した物を使えば出来ます。
ご意見の中には「問屋で買えばよい」「花火を購入するなら人形町まで行けば良い」など様々なご意見を頂きました。
理想を言えばキリがないのですが、買いに行く時間や交通費なども考えると、それは難しいことです。
花火イベントにおいても同様で「持ち込めば良い」「本数を少なくすれば良い」とのご意見がありました。
修学旅行のおこずかいを思い出して下さい。
上限下限を決めないと「差」が出来てしまいます。
そして、中には数本しか用意されない方もいます。
「もうちょっとやりたい」というお子さんに対してどう対処しますか?
解決策
・協賛金を募る。
・クラウドファンディングでイベント資金を集める。
・福祉バザーを開催し、イベント費に充当させる。
・物品を提供して頂く→景品に充てる。
そこで皆様にお願いしたいのは、8/20に荏原高校通り商店街でフリーマーケットを行います。そこで、吉野ヘルパーステーションは「福祉バザー」を行います。
ご家庭で必要がなくなった物などを提供して頂ければ幸いです。
回答2
当社は一般の障がい者に向けたイベントであるが、健常者と障がい者の共生を目指しているので、ボランティアに対する考え方に相違があります。
事故防止に関して言うと「1利用者に1ヘルパー」で対応しています。
健常者に参加してもらう目的の一つは、「障がいを抱えている人達を知ってもらうこと」
もう一つは「事故防止」です。参加者が多くなることによって、人の目が多くなる事により、事故防止に繋がっていくと考えています。
例えば、いきなり走り出す利用者が居た場合、人が多い程危険性のリスクが下がります。なぜなら、ボランティア保険に加入していなくても出来る事があります。それは、
「声掛け」です。
ボランティア保険に入っている人に限定してしまうと、料金が発生する為、参加する人数が減ってしまう可能性がある。参加して頂きたいのは、興味がある人だけではなく、障がいやボランティアに関心のない人達に向けて発信していきたいと考えています。
手伝って頂く参加者の人達には、直接的ではなく間接的なお手伝いをしていただきます。
やっていただく範囲においては、ボランティア保険に加入している方は、障がい児の近くで見て頂きます。
加入していない方は、声掛けをして事故防止に協力してもらいます。
ポイントは「距離」です。
回答3
事業計画書に記載している通りです。
回答4
感じ方は人それぞれです。
回答5
1本の花火を職員と利用者が2人で持つことにより、
障がい児が花火を持って振り回すという危険性がなくなります。
また、火傷防止に関しては、長袖長ズボンを着用していただきます。
点火ポイントを3ヵ所に分けることによって、一か所に集中してしまう危険性を避ける事ができます。
尚且つ参加者様から半径5メートルを離すことにより、
安全且つ円滑に花火を楽しむことが出来ます。
皆さんいろんな意見があると思いますが、「出来ない危ない」では障がい者の可能性を
潰すことになります。
大事な事は、障がいを持った方でも人生を楽しむことです。
私達ができることは事故防止を第一に考え、且つ余暇の部分を踏まえ自立支援に向けた
その子の可能性を伸ばし見出していくサポートしていくことではないでしょうか。
つぶやき
ビラを置かせて頂こうとすると、区役所、雑誌の方によく質問を受けますが、営利でやっている団体は基本的に置けず
1事業者だけが載っているものは宣伝になってしまうと言われます。
ただ自分達は、今いろんいろな事業者の方々・一般参加者と共同でやっています。
会費は頂いていますが運営費に充てており営利ではありません。
良い物を作るには、ある程度のお金が必要です。一人でも多くの方に参加して頂きたいですが、なかなかそうはいきません。
実現の為には皆様の協力が必要になってきます。
意見と言うのは十人十色なので、いろんな意見があっていいと思います。
ただ、自分達は自分達の考えがあってイベントを企画しています。反対の意見の人達にわかってもらうのではなく、反対の意見を持った人達はその種のイベントを作れば、そこに新たな需要が生まれます。
以前にいろいろな人達の前で話をした時の出来事でこんな事がありました。
感触的には自分達の意見に賛同してくれたのが6割程度だったと思います。反対派の意見が4割です。
ところが面白い事がおきました。大手の事業所の方が自分達の意見に賛同してくれた結果、2割の人がこちら寄りの意見になりました。
これは一体どういう事でしょう?
「誰かが参加したから自分達も」と思う人たちも少なからずいます。不本意な状態で参加しても面白くないと思います。
自分達はこれからも信念を持って、いろいろなことにチャレンジしていきます!