私が思う事(吉野)

2017年08月30日 14:22

ある日の事業所内での話し合いで、営業マネージャーの菅原が能力の高め方ってどうやるのだろう?と質問してきました。

 

そこで私は・・・能力を高めるには「好きなことをやる」
内発的動機を持つことが大事だと答えました。

支援者である私達、そして学校の教師にも同じ事が言えるので持論を書いておきます。

孔子の論語の中に「これを知る者はこれを好むものにしかず、これを好むものはこれを楽しむものにしかず」というものがある。

これは、人はただ楽しんでいればいいと言う意味ではなく、頭のいい人が誰かに言われて物事をやれば、いろんなことを覚えてうまくやるかも知れないけども、そのことを好きでやっている人にはかなわないと言うこと。
その人にとっては、もはや仕事が仕事でなく、努力が努力でなくなっている。
でも、その人も楽しいでやっている人にはかなわない。
それは、もう仕事が天職となって離れがたく、「遣り甲斐と生き甲斐が一致しいている状態」だから。
例)
「ノーベル賞を取るような人達」
私達からすると→大変なことをやっているように見える。
本人達からすると→侵食を忘れるくらいそのことに没頭して物理の公式のことなどを考えて楽しんでいるよう。

「オリンピックでメダルを取るような選手」
試合後のインタビューで「めちゃくちゃ楽しかったです」など言っている。
大舞台でそんなことが言えるのは凄いが、彼らには楽しいことの延長線上にメダルがあって、その過程も楽しんでいるようにも見える。

子供達にこのようなことを勧めていくことが必要。
「世の中にはいろんなことがあるけれども、好きなことに出会い、それを仕事にしなさい。好きなことに早く出会える人もそうでない人もいるが、沢山の体験をしなさい」
「好きなことに出会う為に勉強というものはある」

能力とは「脳力」と書くことも出来る。
それは、初めての物事に出会ったとき、過去の自分の体験からそれを乗り越えてゆく方法を導き出すこと。
その「脳力」には記憶力、判断力、独創力の3つがある。
独創力は人間だけが持っているもの。

独創力には・・
クリエイティブな「創造力」
明日こうなればいいなという「想像力」
がある。
それを伸ばすためには、心の底からやりたいと思えるような内発的動機を持つことが大切になってくる。