私が思う事(吉野)
障害が「ある」のか、障害を「持つ」のか。
[表記のちがいを考える]
例えば「障害を持つという表現も、障害のある人が自分から障害を持ったわけではないので「障害の(が)ある ( 人・子供)」
と表現する配慮が必要だ。
そこを踏まえると障害を「持つ」よりも、障害が「ある」という表記を使うほうが望ましいと考えられる。
表記の違いを読み解くポイントの1つとして、「ある」と「持つ」のニュアンスの違い
すなわち障害は「動作なのか」、「状態」なのかということ。
「「動作」は直後に止められるけど、「状態」は止められない。」
自分の意思で障害を持ったわけではないし、自分の意思でそれを止めることはできない。
それならば、障害が「ある」というように、動作のように表現されることには何となく違和感を感じる。
「障害者」の英語での主な表現
・handicap(ハンディキャップ)
・disabled(ディスエイブルド)
・crippled(クリップルド)
・challenged(チャレンジド)
などがある。
この手の話を議論していくと話が尽きない。
建築における設計士の「建築論」、教員の「教育論」など。
こういう話は他の人達にしてもらい、自分達がやるべき事を考える必要があるだろう。
それは、「場の提供」である。
共生社会を目指すのであれば、やはり知識だけでは理解するのは難しいからだ。