私が思う事(吉野)
若い頃にやっておいた方がいい事
「若いころに、こういう事をしておいた方がいいよ」というので言えば、意味が無くて、先も無くて、金もかからず、時間ばっかりかかるような事。
友達とのムダ話とかも、そうなんだけど。
そういう手のものは、歳を取れば取るほどまず出来ない。
だから、40歳、50歳までに趣味のサークルとかボランティアとか、何でもいいけども、終わった後の飲み会を最後までガッツリ付き合うというのをやっておいた方がいい。
何故なら、年を取ると勝手に行かなくなるから(笑い)
「何か知らないけど、呼ばれたから飲み会に行ってきた」「つまらない」「ひたすら色々な事をいわれて、辛いだけの時間を過ごした」
そういうモノを腐葉土に(笑)
その自分の中の腐った体験っていうのは、豊かな土壌になって後で花 開く。
若い頃は、とにかくやたらと時間がかかって、絶対にやるだけムダな事を、一生懸命やったほうがいいでしょう。
まぁ、それを聞いても、やらないのが若者の特権。
やらないと分かっていても言っちゃうのが、年配の特権みたいなもの(笑)。
意地でも一日一時間 本を読むでも、何でもいいと思うけど・・・
そんなに“プラスになる事”というよりは、そういう“ムダな事”っていうのを出来るのは、逆に35歳ぐらいまでが限度じゃないかな。
あまり30歳を超えちゃうと、もう小利口になっちゃって、「これは将来、俺のパターンから言うと為になる」「これは将来、俺のパターンから言うと為にならない」というふうに、早めに仕分けしちゃうんだよね。
利口になるのは素晴らしいけども、小利口になるのは、つまり方法論としての生き方を早いうちに決めちゃうというのは、もっとも愚かな事。
小利口だけは避けていただければ、いいと思う。