私の思う事(吉野)
嘘と建前
私の周りにとても話術の上手い人がいる。
その人は嘘をとても上手く使っており、周りの人は引き込まれる。
嘘を付くことは悪いのか?
考察してみる。
嘘を付くことで社会の中で優位に立ち回っている人がいて、その中で嘘を付かないと言う立場を取ると、そこで出来る手段が限られる。なので不利になる。要するに周りの全員が「本当のことを言ってもいいし」、「嘘も付いていい」と戦っている中で「自分だけ嘘を付いていない」という人がいたら、めっちゃくちゃ不利。
だから、嘘と言うのは社会が「嘘付きがいる限り」は必要。
それをどういう目的で使うか?が重要。 これが、わからない人は嘘を付かない方が良い。
世の中って交渉とかで敵対している相手に対して、どういう条件でどういう話をして引き出すか?という時は「嘘ついててもいい条件」を引き出した人が優秀。
そこで、嘘を付かなくて正しい行いをしました。でも、条件を引き出せなくて負けました。むしろ損しましたという時に、嘘付かなかったんだから損してもいいよという社会ではない。
嘘は悪い。が、時と場合によっては使わざるを得ない。
例)銃って日本では違法なもの。世界中から銃がなくなったら殺人は減る。銃規制している国の方が殺人は少ない。
ただ、銃が必要な状況がある。
なので、銃は残っている。
日本でも銃規制で「銃なくそう」ってなって警察官から銃を取り上げたら、凶悪犯罪者に対して対抗出来ない。
銃は悪いものなんだけど必要な状況もある。
嘘は基本は悪いこと。ただ、嘘を付くことで手に入れられるものがある時に嘘を付いて手に入れるべきではないのかな?という状況判断が出来るかどうなのかというのが重要。