金丸今日の小言
今日は植木屋のお手伝い。
むしむしするなか草と格闘していた。
草は刈るのは嫌いじゃない。
むしろ汗水垂らしてやるのは好きな方だ。
それより嫌いなのは何か…
草のなかにある虫である。
蚊にちゃどく蚊(業界用語でちゃどく)と呼ばれる。
あれに刺されるとまぁ腫れる腫れる。
死骸でも触ったりすると腫れてしまい
一年中接触する機会がある。
なぜなら除草作業をしているからである。
そんなこんなで除草をしていたら警備員のかたがいきなり話しかけてきた。
後ろから声をかけられたので思わずしりもちしてしまった。
金丸は心のなかで思った。
金丸「(少し声を上擦りなから)どうしたんですか」と。
わざわざ書き出す事ではないのだが…
警備員「息子が亡くなったので上がらせてもらいたいのですが…」
私は手伝いなので、社員を呼び出し旨を説明。
即座に帰ってもらった。
警備員がいないと仕事が出来ないとの事で代わりの要員を待つこと2時間。
その間に色々考える時間があった。
が寝てしまった。
ただ今回の件でもそうだが分かっていることがある。
人は確定的な事がある。
皆死に向かって歩いている。
長生きするのはもちろん良いことだとは思うが、長さではなく質の話であると。
障がいの仕事で関わらせて頂いている以上ただ仕事を全うするのは大事だと思う。それ以上に自分にしか出来ない事を全うするのが大事なんだと思う。
明日からまた頑張ろうと寝ぼけ眼で思う金丸であった。